外国人入居者は、なぜダメなのか?

アパマン大家さんから見た時に、『外国人の入居者はNGにしている』 と言われる傾向にあります。


まあ、いろいろな理由もあるのですが、今回は、日本人の場合を中心に書いてみます。


人は一般的に18歳の大学生1年生になった時に、それまで生まれ育った実家を離れて県外などの土地勘のない場所に引っ越したりして、そこで生まれて初めての1人暮らしをする事になったりします。


大学生の場合は、”アローンスタート” という、それまで高校で一緒だった友達とか知人と離れて、土地勘のないまったくそこで暮らした事もない土地にある大学に行く事で引っ越しをする。


土地勘のないという事はまず、大学での友達ができないとずっと1人のままになるので、大学に斡旋(あっせん) してもらったりして、下宿とかに引っ越したり、大学そばにあるアパートやマンションに引っ越したりします。


1番無難なのは、大学そばにある下宿で、そこに引っ越しをすればすでにその同じ大学に通っている先輩や同じ1年生となる人が引っ越してくるので、大学の入学式の前にもう友達ができるメリットがあります。


大学そばにある賃貸のアパートやマンションですと、たまたまそこに1人くらい同じ大学に通う大学生がいても、声掛けできないと仲良くなれないじゃないですか。


親元を離れて、1人暮らしをした時にお母さんが食事を作ってくれていたのがありがたいとか、洗濯や掃除してくれていたありがたさを感じたり、いざ自分でやってみた時に、「俺は掃除が苦手だなあ」 と感じたりして、得意な事や苦手な事がわかる。


大学生1年生になり誰か同じクラスの子と知り合い、『今日はこれから俺の家に来る?』 みたいに誘われたしてその子の住むワンルームマンションに行ったりする。


そこで、『俺も初めて1人暮らしをしてみてわかったのだけど、同じマンションに原チャリに乗っていて1時間に1回とコンビニに行っては帰って来る大学生がいて、メチャ音がうるさいと感じた。 お前も原付バイクとかはもう大学生なので乗らない方が良いよ~』 と言ったりする。


大学生になった時に、誰か知り合った同じクラスの子の住むアパートとかに行くとか、そういうシュチュエーションでは、バイクの音がうるさいと感じたとか、そういう話をみんなする感じで、何度も聞いたりする。


大学生になった時に、田舎の実家、静かな場所から都会とかに出てきて1人暮らしをすると、騒音とか、酔っ払いがうるさいとかの話をする人が少なくない。


自分が気づいた空気の読めない人がいたので、お前は気を付けろよ~ とアドバイスしてくれる。


18歳の大学生1年生になり、最初に受ける洗礼のようなものとして、自分は友達を作るのが上手いとか下手だと感じたりする。


それ以外でも、親元を離れて自分が食事の献立を考えるのが苦手とか、どこに食事に行こうかと考えるのが苦手とか、何かある。


1人になってみて、そこで1人でコンビニに行って弁当でも買って来て、1人で洗濯したりしながら食事を食べていたりするじゃないですか。


つまり、1人になれる時間であれこれふと考える事ができる。


そのふと気づいた事が友達を作るのが苦手という事であれば、それを考えて攻略するように話し方教室に行くとか、対策できて、卒業して社会人になった時に困らないとかできたりする。


でも、外国人の場合,同じマンションの狭い部屋とかに住み、18歳とかなのにずっと同郷の人と同居、というか雑居してしまうので、買い物に行くのもみんなで自転車で乗ってと言うやり方になってしまう。


日本人の場合でも、例えば女性が高校を卒業して、知らないところの県外に引っ越して就職すると大学生のようなアローンスタートになるとかあるので、「それはちょっと」 みたいな感じで実家から就職した会社に通勤するとかはあるじゃないですか。


その場合、ぱっと見は家賃が掛からずに、1人暮らしのように今夜の食事の準備とか弁当を買いに行くとかもしなくて良さそうな感じでちょっと得しているように見える。


でも、付き合った彼氏と結婚した時に、彼氏はすでに大学生時代とかにアローンスタートで人間関係がゼロから構築できたりしているのに対して、奥さんはそれが人生で初となり、新しい新居で近所づきあいもできない結果を招いたりする。


付き合ったりしている時には、そういう人には見えなかったりして、でもいざ結婚してみたらそういう甘やかされて育った感じがどんどん見えるようになってきて、別れたりするじゃないですか。


18歳とかって人生のターニングポイントだったりするので、そこで自分が楽に感じない方をチョイスしていかないと後で困るだけの話だったりする。


外国人の場合は、特に集団でいつものグループの人という感じで行動するので自転車でも道路を横並びで3台とか5台とか走っていたりする。


もしも1人で、『私は日本が好きなので、日本の大学に留学したい』 みたいな感じで1人ボッチでやってきて、ワンルームマンションに住むと、それは日本人大学生と同じアローンスタートになるじゃないですか。


1人でいる時間などで、時には何もやる事がなくて1人でテレビを観て過ごす日もあるでしょうし、休みの日に1人ボッチで掃除したりするという日もあるでしょうし、1人で自転車に乗ってスーパーに買い物に行く日もあると思います。


1人で自転車に乗って行けば、『日本では自転車の運転はどうなのだろう?』 とか現場で他のおばちゃんとかの走り方を見て、『あんな感じか』 と1人で考えたりしないといけない。


レジでも、今時はセルフ精算レジとか、セルフレジとか増えてきているので、現場で前に並んでいる人がどういう風に支払っているとかを見て、それをロールモデルに行動しないといけない。


1人でいれば、それは周りの人の行動をよく見ないといけなくなるという構造上の問題がある。


少なくても、18歳になったら今は成人になるのでその時に1人ボッチになって県外とか土地勘のない所に引っ越して大学生になるみたいなものを経験し、1人なので友達をゼロから作ったり、恋人ができたり、周りをよく見てロールモデルを真似るとかの習慣みたいなものがその後の人生を左右するファクターだったりする。


そういう貴重な時期に、わざわざ集団で過ごすのでその人達は将来伸びしろもないかなあ~ と思うのです。


アパマン経営者とか、月極駐車場の経営とか、昔賃借人だった人が、「ちょっと用事があってこの近くに来たもので」 みたいに再会する事とかがあって、外国人だとどういう顔の人かも知らないままになるかなあ~ と思ったりします。


アパマン大家のカーライフ

不動産投資のアパマン大家のカーライフブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000